レビュー
今日は昨日発売された上原ひろみの新作です。上原ひろみはボクをジャズの世界に引き込んでくれた一人です。気づけば中学生の頃からかれこれ１０年以上追いかけ続けてます。一昨年のソロアルバム「Spectrum」以来の新作です。
トリオ、フュージョン、ソロ、デュオなど様々な形態で活動してきたひろみちゃん（親しみを込めて笑）ですが、今回は弦楽器とのクインテットと、また新たな形態での挑戦です。
個人的にはアンソニージャクソン、サイモンフィリップスとのトリオプロジェクトシリーズが一番好きなのですが、常に新しいモノを追い求めてる姿勢は素晴らしいと思うばかりです。（トリオプロジェクトはアンソニーの体調面等もあるのかもしれませんが、、、また見たいです。。。）
今作ではいつものひろみ節＋弦楽器隊の美しいハーモニーが要所要所で垣間見えます。
ぜひライブで聴いてみたいです。
オススメの１曲
7 Jumpstart
かなりジャズってます。
ひろみちゃんのピアノパート、今作の中ではこの曲が１番キマってるような気がします。
弦楽器隊のアドリブパートもノリノリで素晴らしいです。
悩みに悩んでこの曲にしましたが、綺麗な三拍子でハーモニーを奏でている「6-Someday」、トリオプロジェクト「MOVE」にも収録されている「8-11:49PM」との前後の流れも最高です。
コロナ渦ですが、ライブ行きたいなぁ。。。
ひろみちゃんの作品は素晴らしいものが多いので、また紹介すると思います。皆様もぜひ。
曲目・パーソネル
1 Isolation
2 The Unknown
3 Drifters
4 Fortitude
5 Uncertainty
6 Someday
7 Jumpstart
8 11:49PM
9 Ribera Del Duero
Cello – Wataru Mukai
Piano – Hiromi Uehara
Viola – Meguna Naka
Violin [1st] – Tatsuo Nishie
Violin [2nd] – Sohei Birmann
