オスカー・ピーターソントリオの夏にピッタリなアルバム
今回はオスカーピーターソントリオ「Tristeza」です。
アルバムタイトルでもあるM1「Tristeza」からお得意の超絶技巧を惜しみなく披露してくれます。ラテンチックな曲はピーターソンのピアノの粒が映えていいですね。
M3はガーシュインの「Porgy」。超絶技巧、テクニックが注目されるピーターソンですが、個人的にはこういうバラード作品も好きです。内省的な感じが逆に伝わらない所がイイです(?)
なんというか、悲しみの中にある明るさ的な、、、わかりますか?笑
M4はまたボサノバに戻ってジョビンの「Triste」。序盤から軽快な鍵盤捌きのインプロは必聴です。曲とマッチしてて、なんとなく夏の太陽が頭に浮かんできます。
ラスト、M8はどスタンダードの「Fly Me To The Moon」。安心できますね。ピーターソンのソロから始まりトリオが加わって、大団円。落ち着いて〆です。(個人的には「Trio Plays」に収録されてる同曲テイクの方が好きです笑)
全体的にアップテンポな曲が多く、この暑い夏にピッタリなアルバムだと思います。
皆様も夏バテ防止に(?)ぜひいかがでしょうか。
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曲目・パーソネル
1.Tristeza
2.Nightingale
3.Porgy
4.Triste
5.You Stepped Out Of A Dream
6.Watch What Happens
7.Down Here On The Ground
8.Fly Me To The Moon
Oscar Peterson – piano
Sam Jones – double bass
Bobby Durham – drums