コルトレーンカルテットの大傑作ライブ盤
と、ライブ盤という見出しですが、バードランドで収録されたのはM1「Afro Blue」、M2「I Want to Talk About You」、M3「The Promise」のみで、M4、M5はその後で同じメンツでスタジオ収録したものみたいです。
ライブパートは十八番のM1「Afro Blue」からスタート。マッコイ、エルヴィン、ジミーギャリソンという、所謂黄金カルテットで演奏されています。マッコイのソロからコルトレーンのソロと、激しさを増す中で、後ろのエルヴィンもガンガン叩いています。まさに四位一体(?)です。
このアルバムでの個人的ハイライトはM2「I Want to Talk About You」ですね。しょっぱなからコルトレーンが吹きまくり、からのカデンツァ。このカデンツァがすごいんですよね。最初聴いたときは衝撃受けましたね。ラストまで約3分一人で吹き続けてるんですが、淀みなくメロディが紡ぎだされています。一瞬たりとも不足感が無いソロで、同曲のテイクの中ではベストじゃないかと思います。
あとはジャケットがカッコイイですね。ついつい針を落としたくなる一枚です。
皆様も是非。
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曲目・パーソネル
1.Afro Blue
2.I Want to Talk About You
3.The Promise
4.Alabama
5.Your Lady
John Coltrane – tenor saxophone, soprano saxophone
McCoy Tyner – piano
Jimmy Garrison – double bass
Elvin Jones – drums