~ジャズアルバム紹介~ Lee Morgan/Cornbread

トランペット

炎のトランぺッター、リー・モーガンの隠れ(?)名盤

今日はリー・モーガンのコーンブレッドです。トウモロコシパン、なんでこのアルバムタイトルなのでしょうか。
リー・モーガンと言えば炎のトランぺッターみたいな勝手なイメージがあるのですが、このアルバムは全編落ち着いた雰囲気、夏の南国みたいな感じです(?)

特に白眉なのはM3「Ceora」ですかね。このアルバムが有名なのもこの曲のおかげと言っても過言ではないでしょう。
ハービーのオシャレなイントロから始まり、ボサノバの雰囲気を纏ったまま3管フロントによるテーマ、リー・モーガンのアドリブと続いていきます。ハービーのバッキングがまたいいんですよね。

続くM4「Ill Wind」もバラード調で、各人のソロがたっぷり聴ける曲となっていて、個人的にかなり好みな曲です。

というか、マクリーンにモブレーにハービーと、メンツが豪華ですね。
40分弱という短いアルバムですが、内容がまとまっているし、ジャケットのカッコよさも相まってつい手を伸ばしてしまう1枚です。

皆様も梅雨のモヤモヤのお供にぜひ。

曲目・パーソネル

Lee Morgan (tp)
Jackie McLean (as)
Hank Mobley (ts)
Herbie Hancock (p)
Larry Ridley (b)
Billy Higgins (ds)

1.Cornbread
2.Our Man Higgins
3.Ceora
4.Ill Wind
5.Most Like Lee

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