~ジャズアルバム紹介~ Cedar Walton/first set

サックス

シダー・ウォルトンのカルテットライブ。ボブバーグのサックスが噴火!

今日はシダー・ウォルトンカルテットののライブ盤です。ジャズメッセンジャーズでも活躍していたりと、好きなピアニストの一人です。

今作はサムジョーンズ、ビリーヒギンズのリズム隊に、フロントはボブバーグというカルテットです。

デンマークで録音されたライブアルバムで、first set、second set、third setと計3枚リリースされています。

このシリーズはシダーウォルトンももちろんいいのですが、ボブバーグが全編通して吹きまくってるのがいいですね。スピード感があり、明快です。

後半M5~M7はウォルトン作で、「Holy Land」、「I’m Not So Sure」、「Ojos De Rojo」と続いていきます。ここからさらにボブバーグの気合が入っているように感じます。

ウォルトン作は曲自体のクオリティがかなり高いなと思いますし、現在でもプレイされてる曲が多いのも納得です。「Holy Land」なんかもアル・ヘイグのインビテーションで何度も聴きました。(恥ずかしながらウォルトン作だと知るのは後の話、、、笑)

特にオススメはM7「Ojos De Rojo」です。スペイン語で「赤い目」だそうです。
現在も多くのジャズメンがカバーしている作品かと思います。

このテイク自体もスピード感溢れる演奏になっており、ボブバーグのサックスも更に火を吹いています。

この曲自体も知ったのはHigh Fiveのアルバムでした。こうやって色々繋がっていくのもジャズの醍醐味ですよね。いつか「Ojos De Rojo」特集したいです。笑

ライブ盤は臨場感が感じられていいですよね。皆様も是非聴いてみてはいかがでしょうか。

曲目・パーソネル

1.Introduction
2.Off Minor
3.For All We Know
4.Introduction
5.Holy Land
6.I’m Not So Sure
7.Ojos De Rojo

Cedar Walton – piano
Bob Berg – tenor saxophone
Sam Jones – bass
Billy Higgins – drums

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